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英語先進国、韓国から学ぶ。これから日本人の英語力はどうなるのか?

2020年の東京オリンピックを境に、日本でもグローバル化が急激に進むのではないか、
と言われています。
来るべきグローバル化に向けて、大学受験制度もスピーキングやリスニングを
導入する形で進んでいます。

では、現在の日本人の英語力は世界的に見て、どのあたりにあるのでしょうか?
英語力を測るテストとして広く知られているTOEIC L&Rの2016年の結果が
以下になります。

英語圏のカナダや、日常的に英語に触れる機会が多いヨーロッパ圏の得点が高いのは、
予想通りと言ったところです。

しかし、特に目立つのは日本の順位の低さ、そしてお隣の国・韓国との得点差です。

49ヶ国中41位の日本は平均516点。
19位の韓国は679点。
実に163点もの差がついています。

TOEICの受験者の8割は日本人と韓国人です。
日本は約250万人、韓国は約200万人の受験者がいます
日本の人口は約13,000万人、韓国は約5,000万人。

人口当たりの受験者で考えると、韓国の方が熱心に
TOEICを受験しているのが分かりますが、それだけの理由で
160点以上の差がつくとは考えられません。

日本と韓国の英語教育は一体何が違うのでしょうか?

 

激しい受験競争

日本も一昔前には受験競争が激しいと言われていましたが、ゆとり教育以降から
厳しい受験競争が軟化し、近年の少子化で、以前の様な激しい受験戦争というほどでは
なくなりました。

韓国では日本の付属校の様なエスカレーター式の進学方法はほぼなく、
推薦入学自体も非常に少ないのが現状です。

(参照:https://www.gettyimages.co.jp)

毎年11月に、韓国では「大学就学能力試験」という独自のテストが全国一斉に行われます
韓国は日本と比較できないくらいに学歴至上主義が強く、どの大学を卒業したかで
将来が決まるとも言われています。

最近では日本のニュースでも、韓国の受験競争の様子が報道されることがあります。
不合格になると絶望し、自殺する若者がでるくらいまで受験競争は過熱化しています。
賛否両論ありますが、人生を左右する受験の1科目である英語への熱の入れ方も
日本とは異なると言えます。

 

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早期の英語教育

韓国では1997年から小学校に英語教育を導入しました。
2020年から小学3年生以上の英語教育がスタートする日本と比較すると、
実に20年以上早く英語教育の低学年化を進めています。

(参照:http://koreajoongangdaily.joins.com)

また、「英語村」という英語に集中できる施設も韓国各地に設置しています。
この様な英語に対する取り組みの早さも、韓国の現在の英語力に大きな影響を
及ぼしたと言えます。

 

スピーキング力も日本人よりも高い理由

TOEIC L&Rにはスピーキングはありませんが、韓国人と英語で話すと
明らかに平均的な日本人よりも英語が話せることに気がつきます。

韓国人が日本人よりスピーキングが強い理由の一つが韓国の経済情勢です。

日本の対外貿易の依存度は約30%ですが、韓国の対外貿易の依存度は80%以上です。
対外貿易では英語圏を中心とした海外のセールスパーソンとの交渉は
英語で行われますので、必然的に英語を話さなければいけない場面が多いのです。

また、入社試験や昇進試験にはTOEICスコアは必須となり、
留学経験者も有利とされます。

留学経験が就職、昇進にも関わってくるため、韓国では留学経験者が多いのです。

しかし、アメリカやオーストラリアなどの英語圏の留学は費用が高く、
長期留学は一部の富裕層でなくては難しいという現状がありました。

そこで登場したのが、日本の留学でもメジャーになりつつあるフィリピン留学です。

低予算、マンツーマン中心、スパルタ留学で知られるフィリピン留学は
韓国資本の学校がフィリピンに作ったのが始まりで、今でもフィリピンの語学学校の大半は
韓国資本です。

(参照:http://www.koreatimes.co.kr/)

韓国は、物価や英語教師の人件費が安く、熱心な英語教師が多いフィリピンに目をつけ、
低予算でも短期間で英語力を身につけられる留学ができる様にしました。

今でこそ日本でも有名になっていますが、韓国では今から20年ほど前から
英語教育に熱心な人達の間では安定して人気のある留学場所となっています。

フィリピン留学に関しては、以下に詳しく記事掲載しています。
「憧れの日常英会話を最短で確実に身につけるには?フィリピン留学のすすめ」

 

日本の英語教育は今後どうなるか?

20年以上前から英語教育の低年齢化を進めてきた韓国。
英語村の設置や就職・昇進への優遇化など、国や民間企業をあげての
英語への取り組みもあってか、確実に英語力は上がっています。

そして、韓国以上に英語に触れる機会が多いアジアの国・シンガポールは
英語が公用語になっており、マレーシアでも英語が日常語として
欠かせない存在になっています。

また、ベトナムでは英語を話せることで仕事が増え、収入が上がるため、
現在、非常に熱心に英語を勉強しています。

このように日本以外のアジア各国でも英語教育には非常に力をいれており、
日本も、アジアの経済大国として英語が身につく環境を早急に整備しなければ、
英語力だけでなく、経済力も抜かれてしまうのは時間の問題です。

2020年から抜本的に変革しようとしている英語教育と急速に進むグローバル化。
いつの日かこの日本でも英語で普通に会話できるのが当たり前になる時が
来るのかもしれません。
しかし、現状では、アジア諸国においても英語環境の整備の遅れは著しいため、
おそらく、先5年間は大きな変化が見られないかもしれません。

もし、あなたが、英語が話せないことに対して本当に危機感を感じているのであれば、
是非、韓国を見習って、まずは優れた英語教材やオンライン英会話をうまく使って、
一定レベル以上の英語力を身につけてください。
確実に英語をある程度話せないといけない時代がすぐ目の前まで来ていますから。

おススメ: 「オンライン英会話で英語がペラペラになる利用法」

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