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簡単には結婚できない!イギリスでの結婚手続き

日本を離れて海外で暮らすには、さまざまな文化や制度の違いを
受け止めていくことの連続です。
特に慣れないうちは違いに悩まされることも多いかもしれません。
日本でのやり方が当たり前だと思っていたら、実は違うということはたくさんあります。

その一つに結婚があります。
国によっても事情はさまざまですが、今回はイギリスで結婚するということについて
ご紹介したいと思います。

国際結婚に興味がある方のために、イギリス人と結婚する場合の手順も含めて
見ていきましょう。

 

すぐには結婚できない!

日本では婚姻届を出したら終わりですが、イギリスでは結婚したくてもすぐにはできません。
大まかな手順としては・・・

 

⓪イギリス人とイギリス人以外が結婚する場合、自国でフィアンセビザ
(Marriage Visitor visa)を申請します。
このビザでイギリスに6か月滞在することができ、その間に結婚し
イギリスに住むためのビザを申請します。
(就労や学生ビザなどですでにイギリスにいる場合はフィアンセビザは必要はありません。)

 

①住んでいる(滞在している)街のRegister Office(婚姻や出生の届け出をしたり
婚姻証明書等を発行してもらったりする役場)で「結婚したい宣言」をするための
面接予約をします

 

Register Officeに結婚相手と一緒に行き、面接を受けます
互いに結婚相手について知っているかを個別面接で確認されます。
(偽装結婚でないか、違法性はないかを確かめるためです。)
この際、パスポートや証明写真、婚姻要件具備証明書(独身であることを証明する書類で、
在英日本大使館で発行してもらえますが提出書類の戸籍謄本を取り寄せる必要があり、
発行にも数日かかります)など必要書類を持っていきます。

Register Officeには結婚したい人リスト帳が設置されており、
ここに自分たちも結婚したいということを記載してもらいます。
これを英語ではgive notice(結婚するということを知らせる)と表現します。
このリスト帳は閲覧可能でリストに載っている人たちの結婚に異議のある人はいないかを
確認するためにあります
確認期間は最低28日で、これはイギリス人同士の結婚でも同じですが、
イギリス人とイギリス人以外の結婚の場合はさらに長く待たされることもあります。

 

③無事に結婚できることになったらその旨を知らせる通知が届きます。
晴れて結婚式を挙げることができるのですが、イギリスでは結婚式は2タイプあり
civil ceremonyとreligious ceremonyがあります。

religious ceremony教会など宗教的な場所で執り行われる結婚式で、
civil ceremonyRegister Officeで執り行われる宗教とは関係のない式です。
religious ceremonyの方は映画などで見ることもあるのでなんとなく想像が付きますね。
civil ceremonyでは何が行われるかというと・・・
結婚の誓い、指輪の交換、婚姻証明書への結婚する二人の署名と
証人の署名が主な内容です。

結婚式をする部屋については役場の一室という感じではなく、
花を飾ったり好きな音楽をかけたりすることができます。
婚姻の誓いはRegister Officeの用意しているものを使ってもいいし、
自分たちでアレンジしてもいいことになっていますが、
civil ceremonyなので宗教的な言葉は入れてはいけないことになっています。
結婚式の最後には婚姻証明書が手渡されますが、慣習的に新婦に渡すようになっていて、
理由としては新郎だと式の後にお酒を飲みすぎて酔っぱらって
失くしてしまう可能性があるからだそうです。

 

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結婚後の姓は?

イギリスでは結婚の際に名字を選ぶシステムがありません
そのため結婚した二人の姓は別姓でもOKです。
どちらかの姓に統一したい場合は婚姻証明書を見せて
「この人と結婚したので、姓の変更をお願いします」と
いろんな場所(病院など)へ出向いて登録している氏名の変更手続きをします。

 

結婚したからと言って自動的にイギリスに住めるわけではない!

イギリス人と結婚したらイギリスに住む権利が与えられる
と思っている人もいるかもしれませんが、
実は配偶者としての家族ビザを申請する必要があります

そして恐ろしいことに、ビザが下りなければ結婚しているのに
日本とイギリスで別々に暮らすことになってしまいます。
二人の収入が定められた基準以上であることが一番大切な条件で、
つまりイギリスという国に経済的に頼らずに生きられるということが大事なのです。
また英語力を証明する必要があります。

申請費用イギリス国内からのオンラインまたは郵送による申請であれば£993
イギリス国外からの申請であれば£1464です。
ビザが下りるまでイギリス国内からで約8週間、イギリス国外からは12週間かかるので、
それが待てない場合は直接書類を提出することで当日ビザが下りる
プレミアムサービスがありますがこれは£1583です。(2018年2月現在)

さらにイギリスはNHSによって無料の医療サービスが提供されていますが、
ビザを申請するにはNHSを利用するための保険料を支払う必要があります
かなり複雑な手続きかつ、費用もかなりかかるのですがビザの有効期限は2年半なので、
2年半後にはビザの更新をする必要があります
また、ビザの申請については法律が毎年のように変更されているので
頻繁に確認することが必要です。

 

まとめ

今回は、イギリス人と結婚し、イギリスに住むための手続き等について
大まかな流れを説明してみました。
日本と違いがあることは大変なことでもありますが、
楽しく暮らすには違いを受け止める柔軟さが大事かもしれませんね。
(参照HP:GOV.UK ; 在英日本大使館)

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