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ロンドンで多発中!恐ろしいAcid Attack(酸攻撃)って?

ここ数年イギリス、特にロンドン中心部で頻繁にニュースになっている
「アシッドアタック」ってご存知ですか?

言葉の通り、酸性の物質による攻撃です。
元々は女性差別の強い国々で大きな問題となっている物ですが、
イギリスではまた違った形で多発中なんです。

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そんなアシッドアタックとはどういうものなのか、動機や事例などを交えてご紹介します。
ロンドンに行かれる際には周囲にご注意ください。

Acid Attack(アシッドアタック)とは?

硫酸・塩酸・硝酸といった強い酸性の薬品を人にふりかけることで、
相手の外見や身体機能にダメージを与える行為です。

顔が狙われる事が多く、こういった薬品をかぶると皮膚は焼けただれ、
溶けたような凄まじい外見になってしまいます。
さらに場合によっては失明したり聴力を失くしたり、命の危険にさらされることも。

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Acid Attackは元々立場の弱い女性を狙ったもの

アシッドアタックは元々中東やアジアなど、
女性の立場が著しく低い地域で問題となっているものです。

特にバングラディシュでの被害は深刻で、1999年から2016年の間に
3000件以上の事例が報告されています。
声を上げない女性も多いため、実際の被害は
相当数に上るものだと言われているんです。

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被害者の大部分が13~35歳の女性で、加害者の99%が男性。
この地域では女性の立場がとても弱く、社会における性差別の反映だと言われています。
「従属するべき立場にある女性が男性に背いた、ナマイキだ!
懲らしめてやろう。」といった感じですね。

実際、アシッドアタックの動機となっているのは性的な要求を拒否したり、
結婚を断ったり、持参金を払えなかったりといったものが多く、
「女性の価値とされる顔面の美しさを破壊する事で報復しよう」という思いが強いようです。

また、生まれた子供が女の子だったからという理由で
父親が赤ん坊の口に酸を流し込むといった事例もあります。
恐ろしいですね…。

近年イギリスで社会現象となっている

概要を学んだ所で、イギリスでの状況を見て行きましょう。
下のグラフはロンドンにおけるアシッドアタックの発生件数です。

(参照)BBC http://www.bbc.com/news/uk-england-london-39328233

元々そこそこの件数がありますが、グラフを見るとここ3年程で
急激に増えているのが分かりますよね。

このように特にロンドンで急速な広がりを見せているアシッドアタックですが、
こちらでの流行は上で紹介したバングラディシュあたりとは少し様子が違います。

イギリスでは被害者の3分の2が男性で、加害者も被害者も
ほとんどが白人の英国人男性とのこと。

また、便宜上「アシッドアタック」と呼ばれますが、アルカリ性の物質もよく使われます。

ロンドンでの流行には女性に対する社会的制裁などといったはっきりした傾向はなく、
• リベンジ
• ヘイトクライム
• DV
• ギャングによる犯罪
• 組織的な犯罪
など動機は様々。
それがこの嫌なトレンドへの対応を難しくしているようです。

参考までに2017年にニュースになった被害の例を一部挙げると、
• ピザ配達員のモペットを奪おうと、投げかける
• 中東系の男性が車で信号待ちしていた所、窓からかけられる
• 散歩中の中国人家族が液体を投げかけられる
• ナイトクラブで不特定多数に向けて振りかける
• 道を歩いてる人に無差別に振りかける
など、被害例を見れば見るほど、手口や対象などに一貫性がありません。

そしてこれらのどのケースも、顔の大部分にダメージを受けたり
視力や聴力を失ったりと深刻な被害が発生しています。

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加害者の傾向としてはティーンエイジャーが多く、
先日は15歳と16歳の少年が逮捕されました。

ナイフの代わりとして腐食性の物質を携帯する

なぜこういった腐食性の物質を使った犯罪が急激に増えているかと言うと、
その入手や携帯のしやすさに理由があるようです。

ナイフは18歳以下は購入できませんし、金属探知機にひっかかります。
そこでナイフに変わる武装用品としてこういった液体に人気が出ているのですね。

£1ショップなどにも普通に売っている掃除用品やバッテリー用の液体などなら
誰でも簡単に購入でき、これを完全に規制することは不可能と言われています。

こうして手軽に入手したものが、カジュアルな気持ちで犯罪に使われているようです。

一応こういった酸を18歳以下が買えないように法制定する動きが出ていますが、
身近な物ばかりなのでどれほどしっかり規制できるのかは疑問です。

特に東ロンドンで頻発

ロンドン全域でトレンドは広がっているのですが、
特に東ロンドンエリアでの発生件数が凄まじいんです。

(参照)CNN http://edition.cnn.com/2017/09/29/europe/london-acid-attacks/index.html

上の記事の中ほどに行ってゆっくりスクロールすると、
2014年・2015年・2016年と段階を追って円が大きくなる様子が見られます。

東ロンドンは治安が悪いと有名なのですが、
それがそのまま発生件数に反映されているようですね。
ちなみに発生件数第三位のTower Hamlets地区には
人気観光地のタワーブリッジがあります。

まとめ

ロンドンでここ数年のあいだに急激に発生件数が増えているアシッドアタック。
一度ターゲットにされてしまうと一生残るダメージを負わされるというのは、
本当に怖いものです。

無差別の場合は避けようがありませんが、人混みに出かける際や
怪しい人が近づいてきた場合などは「もしかして…?」と
気を張っているくらいで丁度いいかもしれません。

旅行の際はお気をつけくださいね。

ライター:ごまさく

(参考サイト)
http://www.acidsurvivors.org/
http://time.com/4858177/rise-in-acid-attacks-britain/
http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/acid-attack-east-london-victim-jameel-mukhtar-assault-life-finished-cousins-21st-birthday-john-a7898081.html
https://www.theguardian.com/uk-news/2017/oct/03/acid-attacks-rudd-plans-ban-on-sale-of-corrosive-substances-to-under-18s

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