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海外情報

イギリス人のホリデイ ~旅行の行き先ベスト10~

 
毎年3月末から4月初旬の週末にイースター(復活祭)、そして夏休みがあって、年末の12月に入ってからはクリスマス休暇という具合に、イギリス人は長期のホリデイを使って、海外に出かけたりします。

旅行先は、年ごとにある程度の流行があるのですが、太陽が恋しいイギリス人にはやはり日差しがまぶしい、温暖な気候の地域が人気のようです。

2017年のイギリス人の「ホリディ行き先ベスト10」はどのようになっているのでしょうか。
順位は下記のとおりですが、せっかくなので、それぞれの国には、いったいどんな魅力があるのかをお伝えしたいと思います。

 

1位. スペイン
2位. フランス
3位. イタリア
4位. UKおよびアイルランド
5位. ポルトガル
6位. ギリシャ
7位. トルコ
8位. カリブ諸島
9位. インド洋諸島
10位. 北アメリカ

(2017年7月12日101ファミリーホリデイズ調べ)

 

 

1位 スペイン

やはり、イギリス人の旅行先N0.1はスペインです。
太陽を求めてマヨルカ等やカナリア諸島のなどのビーチリゾートに向かうイギリス人は、毎年1,800万人にものぼります。
若者のアイランド、イビザやマノルカなどのアイランドリゾートも、イギリスの若者たちには人気があります。

このスペイン人気は、イギリス人が北アフリカ諸国やトルコなどの国内情勢や治安が不安定な場所を避けて、旅行先をスペインに変更していることが背景にあるようです。
この数年、特にスペインへの旅行者の数が著しく増えてきています。
これを受けて、今年のスペイン旅行は、約10%ぐらい値上がりしています。

 

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2位 フランス

フランスは、文字どおり隣国であり、車で行くことが可能なことなどもあり、イギリス人にはたいへん人気が高い国です。
フランスは、家族用のアパートメントなどが充実しているので、ホテル滞在よりも安価で家族の宿泊が魅力です。
パリなら、ディズニーランドなどのアクセスもよく、家族全員が楽しめるシティブレイクができるのです。

ノルマンディ地方からブルターニュ地方に続く海岸沿いでは、いわゆるシーサイドホリディが楽しめます。
南フランスには、高級なホテルや別荘が数々あり、お望みならばお城にだって宿泊できます。

また、ナポレオンが生まれたことで有名なコルシカ島は、地中海に浮かぶ美しい島です。
ここでは、ビーチリゾートのみならず、山岳地帯の大自然の絶景も見ものです。
コルシカ料理やワインも楽しめて、粋な大人のリゾート地ということです。

 

3位 イタリア

ローマ、ヴェニス、フィレンツェなどは、イギリス人の家族旅行には絶好の都市です。
子供たちが古代史に興味を持ったり、絵画の世界に浸るよい機会になるかもしれません。

イタリアは、食べ物やファッションだけではなく、リゾートにも恵まれた国です。
特に、サルディニア島は、イギリス人のリゾートとしてとても有名な島で、毎年暖かい季節になると、大勢のイギリス人旅行者が押し寄せて、2、3週間滞在します。

イタリアの南部に位置するシシリア島は、遺跡観光などが豊富なこともあって、イギリス人にも大変な人気です。
シシリア島周辺には、数々の島があって、大人の隠れ屋的なリゾートとして、最近人気が高まってきています。
贅沢な雰囲気が漂う高級リゾート地に高級ホテルや一流レストランが点在します。

 

4位 アイルランド(イギリス国内)

一年中お天気が良くないと言われるイギリスではありますが、もちろんイギリス国内でホリディを楽しむこともできます。
コーンウォール地方には、りっぱな木造ロッジが立ち並ぶ公園地帯があります。
たまにはこんな場所に滞在するのも目先が変わって楽しそうです。

夏休みの季節には、キャラバンが並ぶキャンプ場も家族で賑わいます。
テントを張って寝泊りする人もコッテージ(山小屋)などを賃貸する人たちも、皆、自炊しながら家族みんなで滞在します。
コッテージの中にはキッチンやお風呂まで完備したものもあるのです。
こういう場所なら、ペット連れでも心配する必要はありませんし、家族旅行として、経済的でかつ楽しい思い出になるでしょう。

 

5位 ポルトガル

ポルトガルは、ビーチリゾートやゴルフなどが楽しめるイギリスに人気の国です。
何といっても温暖な気候と日照時間多さが大きな魅力になっています。
南海岸に位置するアルガーヴ地方は、沿岸全体が美しい砂浜で、特に海水浴には最適のビーチがあります。
この周辺には、景観が素晴らしいことで有名なヨーロッパ有数のゴルフコースがあります。

地中海に浮かぶマデイラ島には、ドイツ人やスカンジナビア諸国の人々と共に、毎年多数のイギリス人が訪れます。
マデイラ島は、数年前からイギリスからの資本が入ってきて、イギリスからのフライトの数も増え、観光客の数が増えています。

ホテルやレストランが街中に多数あって、超高級なものから比較的安価なものまで、希望に合うものが選択できます。
交通機関も充実していて、バスもタクシーもヨーロッパのリゾート地に比べればリーズナブルです。

マデイラ島は、ビーチリゾートの他に、ハイキング、トレッキング、ウォータースポーツ、などのレジャーも充実していて、観光ツアーを行う旅行者なども町のあちらこちらに店を出しています。
そのうえ、マデイラの人々は英語を話してくれるので、イギリス人には心地よい場所になっています。

マデイラ島の北に位置するポルトサントという小さな島も人気です。
マデイラ島から、ボートで行くツアーもあり、長い滞在中にちょっと足をのばしてくるにはよい場所です。
10kmにわたる長い砂浜が、イギリス人の心をくすぐるのは予想できます。

 

6位 ギリシャ

国が破産するのか、というデフォルト問題で揺れたギリシャは、現在、他のヨーロッパ諸国のリゾートに比べると、非常にお買い得になっています。
もともと、イギリス人には人気が高いビーチリゾートがギリシャには多かったのですが、この数年は、また、人気が盛り上がってきているようです。

イギリス人の旅行者は、アテネなどのギリシャ本島よりは、島に魅力を感じています。
コーフ島、ミコノス島、クレタ島、ロドス島などの島に渡り、ホテルやコッテージなどに滞在します。
主に、ビーチリゾートとボート・トリップ(クルーズツアー)を楽しむのですが、地中海の美しい島めぐりのツアーは観光客には人気で、島々から大型船で一日何便ものツアーが出ています。

しかし、最近シリア情勢が悪化して大量の難民たちが到来するため、観光客がトルコ側に近い島々を避けるようになったとも言われています。
こういった国際情勢が理由で、ヨーロッパの人々の旅行先を左右するようなことが起きています。

 

7位 トルコ

夏休み家族旅行で、たくさんのイギリス人が向かうトルコは、比較的安価で行ける海外ビーチリゾートなのです。
海水が暖かく、美しい砂浜が続く地中海沿岸には家族向けのアパートメントやコッテージなどがたくさんあります。
手つかずの自然が残る山々ではさまざまなアトラクションが楽しめます。

トルコという国は古い歴史を持つ国ですので、イスタンブルやギョレメ、カッタボキアなどで遺跡などを見るとか、ダルヤンでウミガメの産卵を見にいく、などなど、人気の場所はたくさんあります。
中近東の匂いがするトルコは、ヨーロッパ人には非常に魅力的な場所ですので、週末旅行で数日間ほどイスタンブルを訪れるイギリス人は多いのです。

 

8位 カリブ諸島

カリブ海の島のホリディはイギリス人にとって非常にエキゾチックでエキサイティングなものです。
バルバドス、ジャマイカ、ケイマン諸島、サンタルチアにはイギリスからはフライトもダイレクト便があります。

パッケージツアーで訪れる人々が多く、プランテーションスタイルという大型リゾートに滞在します。
多くのツアーは、オール・インクルーシブ(すべて旅行料金に込み)というスタイルで、ホテル滞在中の食事等はすべて料金の中に含まれています。

 

9位 インド洋諸島

インド洋諸島でイギリス人にもっとも有名なのが、モルディブ島です。
ハネムーナーにも人気の島ですが、家族旅行で出かけるイギリス人も大勢います。
のどかなこの島で、ピラティスなどして丸一日のんびり過ごしたり、ウォータースポーツや自然とたわむれる日々は、まさに至上のパラダイスです。
さらに、もっとアクティブに何かをしたいなら、マダガスカル島に行ってみるのも楽しいようです。

ここでゆっくり2週間過ごせば、リフレッシュしたらまた肌寒いイギリスに戻っても、学業や仕事に励めるエネルギーが蓄えられることでしょう。

 

10位 北アメリカ

同じ英語圏であるアメリカは、やはり、イギリス人にとって気軽に行ける国です。
アメリカは大きな国ですし、一度では到底すべては見尽くせないので、アメリカには何度も行っている人は多いです。

歴史的にもつながりが深い国なので、親類や友人などがアメリカに移住しているケースもあり、アメリカ大陸はイギリスからは決して距離的には近くないのですが、ニューヨークなどに出かける人が多いようです。

イギリス人がアメリカに家族旅行で行く場合、やはり、子供たちに人気のディズニーワールドがあるオーランドに行きます。
あるいは、ウェストコーストの都市から、ヨセミテ公園、グランドキャニオンなどを観て自然を満喫したあと、ラスヴェガスやロサンジェルスを経由して帰国するというような旅程が多いようです。

ニューヨークやボストンなどは仕事で訪れることがあるからなのでしょうか、ホリディはアメリカの南西部や西海岸に出かける人も多くいます。
最近は、ロサンジェルスからハワイまで足を延ばす人々も出てきています。

 

イギリス人のホリディ

イギリス人の80%以上は、毎年ホリディに出かけます。
旅行にかかる費用は、年々増加していて、昨年夏の休暇(約二週間)に、家族1人あたり約1,300ポンド(19万5千円)の費用を支払っています。
これは、一昨年の1,070ポンド(16万500円)に比べ、およそ200ポンド(3万円)の上昇となっています。

イギリス人は、旅行が大好きです。
旅行のために毎日働いていると言っても過言ではないのです。
イースターホリディに始まり、これが終わって職場に戻ると、すぐさま夏休みの休暇申請をして、旅行の予約を始めます。
夏休みが終われば、今度はクリスマスから新年にかけての冬休み。
年明けのスキーツアーやビーチリゾートの予約に奔走します。

イギリス人の一年のスケジュールは、ホリディの予定を核に計画されているかのようです。
仕事のために休暇を無駄にする日本人とは考え方が真逆なわけです。
まずは、ホリディを優先して、それから仕事の計画をしているのです。
そういうわけなので、夏休みシーズンやクリスマスシーズンには、無理に仕事を進めようとしても無駄になります。
皆、ホリディモードに入っていて、オフィスから人が減ってしまうくらいですから。

こういう風潮のイギリス人を「怠け者」だと思う日本人もいるかと思いますが、それは少し違います。
「人生は仕事をするためにあるのではなく、エンジョイすることにある」、というのが彼らの基本的な考え方だからです。

「自分が嫌なこと(仕事)はなるべくしたくないし、やるならなるべく早めに終わらせて、家に帰ってビールが飲みたい。」というのがだいたいのイギリス人の本音です。
それでも、イギリス人はヨーロッパ諸国で一番残業が多いし、国民の生産性がヨーロッパで一番低い国民だと言われています。
つまり、ヨーロッパ諸国の中ではきわめて日本人的な働き方をする人たちなのです。

そんなイギリス人が、終身雇用も昇給も期待できなくなった時代に静かに打ち出した態度がこれなのであれば、そのうち、日本でも同じようなことが起きてもおかしなことではないな、と考えさせられます。

イギリスでは現在、ドイツのように、週に4日半しか働かないのに生産性がヨーロッパで一番高い国になろう、と日々努力を重ねているところです。
さて、これが実現できるのは、いつのことになるのでしょうか。

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