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英語もマスターして日本の一流大学へ進学できる!?帰国子女受験とは?

「帰国子女」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、
帰国子女を正しく認識できている人は実は少ないと思います。

海外に長くいて、帰国してきた人という漠然としたものが一般的な認識かと思いますが、
帰国子女(もしくは帰国児童)は文部科学省によって以下の様に定義されています。

「海外勤務者等の子供で1年を超える期間海外に在留し、帰国したもの。」
(文部科学省 「学校基本調査」より)

しかし、一般に帰国子女枠と言われている大学の受験要項を見ても、
親の事情で海外滞在していたことが条件であることは少ないです。
実際に大学の受験要綱をよく見ると、「帰国子女」ではなく
「帰国生」と記載されていたりします。
厳密に言うと、帰国子女ではなく帰国生受験と言えるのですが、
そこまで細かくしてしまうと混乱をきたしてしまいますので、
今回の記事では一般的なイメージに基づき、
帰国生も帰国子女としてお話いたします。

では、帰国子女枠はどの様な条件が多いのでしょうか。

 

帰国子女枠の一般的な条件

・最終学年を含んで2年以上の海外学校の在籍期間
・海外学校の卒業証明
・渡航前の日本の高校在籍期間 ※大学により期間は異なる
・高校卒業後の年数(2年未満が一般的)
※上記はあくまでも一般的な条件で、大学により条件は異なります

これに加え海外学校在学中の成績や、
SAT(※)もしくはTOEFLのスコアを求められることがほとんどです。

※SATとは

アメリカ内の大学進学を希望する学生が受けるテスト。
1月、11月、12月、1月の4ヶ月+3月、5月、6月、
もしくは4月、5月、6月の計7回開催されることが多いですが、
地区によっては年6回の地区もあります。

「数学」、「読解」、「文法+エッセイ」 のそれぞれが
800点満点×3科目=2,400点満点となります。
日本の難関大学である慶応大学では1,800点くらいは必要です。
全米の平均は1,600点前後

帰国子女枠を利用して大学入試を受ける場合、海外でどれだけ英語力を伸ばしたか、
というのも大きなポイントになります。

では、帰国子女枠を利用した場合のメリット・デメリットとは
どの様なところにあるのでしょうか?

 

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帰国子女枠のメリット

・受験時期は通年

日本で帰国子女枠を受け入れている大学の受験時期はバラバラで、
1年中どこかの大学で受験が行われています
そのため、たくさんの併願も可能なので精神的にゆとりがもてます。

 

・受験で英語力を発揮できる

書類審査だけで合否が決まる大学も多く、
その際に提出するSATやTOEFLが中心です。
数学が強い人はSATで勝負しても良いですし、
そうでない人は英語を頑張ってTOEFLのスコアを上げれば良いのです。

 

・難関大学に合格しやすい

東京大学を含めた難関国立大学や有名私立大学は
一般入試よりも難易度が下がります

理由としては受験科目が少なく、一般的には小論文、英語、面接のみです。
とは言え難関は難関です。
特に重要なのは英語力になりますので、難関大学を狙う人は事前に受験要項を
確認したうえで、海外在学中にとにかく英語力を伸ばすことに集中しましょう。

英語力を伸ばして、難関大学にも合格しやすくなる帰国子女枠ですが、
デメリットはあるのでしょうか?

 

帰国子女枠のデメリット

・予算

海外での生活費+授業料を算出すると、1年間で約300万円以上かかります
帰国子女受験で一般的に必要な期間2年間以上となると、
総額は少なくとも600万円以上はないと厳しいです。
とても大きな費用負担になるのは確かです。

 

・日本語能力の遅れ

高校の途中からの海外高校編入では、日本語能力にそれほど影響はしませんが、
漢字を忘れたり、帰国後は日本語の表現がうまくでてこなかったりすることもあります。

 

・逆カルチャーショック

入国当初は日本との違いに慣れるのに大変なことも多いのですが、
いざ日本に帰ると、逆カルチャーショックを受けて、
日本での生活がしづらくなる人がいるのも事実です。
日本では空気を読んだり、周りに合わせたりするのが美徳とされる風潮がありますが、
海外ではその様な風潮はなく、居心地の悪さを感じてしまう場合もあります。

 

・日本の学習の遅れ

海外の学習進度は日本よりも遅れていると言われています。
そのため、帰国子女受験で合格しても、
授業についていくのが難しくなるケースもあります。

 

まとめ

将来的に英語を使った仕事や海外就職を考えている人、
難関大学への合格率を上げたい人にとって、
帰国子女受験を利用することは大きなメリットとなります。

しかし、日本を離れることでのデメリットもしっかり認識したうえで決断しましょう。
これからグローバル化が進む国際社会のなかで、海外での進学は、
むしろ珍しくなくなるかもしれません。
その際には、帰国後の進学まで見据えた計画をたて、
大きな自己投資に見合うものを持って帰れる様に、海外生活を過ごしましょうね!

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