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ゴスペル名曲から学ぶ「キリスト教文化と英語表現」

ゴスペルとは?

日本でも、クリスチャンではないけれど「ゴスペル」に親しむ人が増えてきました。
クリスマスシーズンになれば、どこからともなく、街にくりだせば、
英語の讃美歌が流れてきますね。

ゴスペルを日本に一気に広めたのは、映画「天使にラブソングを」です
ゴスペルのルーツは、奴隷貿易でアメリカに連れられてきた黒人たちが、
密かに信仰を守り、希望を持って生きるため、「楽譜」という証拠を残さずに、
「声や手拍子だけ」で神を賛美していたことにあります
簡単に言えば、「ノリのいいクリスチャンソング」がゴスペルソングです。

「Gospel=Good spell」の略です。
Good spellとは、「神様からのよい知らせ」という意味です。

英語圏のほとんどは、キリスト教圏です。
キリスト教用語を知ることは、英語圏の文化や伝統、価値観、
彼らの送る教会生活がどのようなものかを知るためにも、役立ちます。

今回は、日本人でも聴き覚えのある「ゴスペルソング」から、
英会話表現や、キリスト教圏ならではの頻出単語を学んでいきましょう。

 

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有名ゴスペルソング3曲から、英語表現を学ぼう!

「Oh Happy Day」

「天使にラブソングを2」で、一躍有名になったのが「Oh Happy Day」です。
「Oh Happy Day♪ Oh Happy Day♪」と繰り返し歌われるあの曲です。
軽快な手拍子がぴったりの歌で、日本人が「ゴスペル」と聴いて
1番に思いつくのではないでしょうか?

【歌詞】
「Jesus washed my sins away」
(キリストは私の罪の数々を洗い流してくれた)

Jesus イエス(固有名詞)。
「イエス・キリスト=Jesus Christ」は、ゴスペルソングで頻繁に登場する語です。

sin 罪(名)。
キリスト教における「sin(罪)」は「crime(犯罪)」とは全く意味が異なります
sin(罪)とは、聖書の創世記で、アダムとエバが神の教えに背き、
「善悪を知る木の実」を食べてしまった「原罪」を意味します。
つまり、キリスト教では、原罪とは「神に背くこと」を意味し、
人はみなこの性質を持っていると考えます。
例えば、「喧嘩、ねたみ、わがまま、自己中心…」なども、原罪です。

wash away 洗い流す(イディオム)。
washは「洗う」という基礎単語ですが、ここでは後ろに「away」がつき、
「洗い流す」というイディオムになります。

ちなみに、ゴスペルソングは、前でリードボーカルをする人と、
後ろのコーラスがコール&レスポンスになる形式が多いです。
観客も静かに聴くというよりは、一緒になって歌ったり、手拍子をしたりして
一緒に盛り上がることが好まれます。

このとき、ソロシンガーが
「さあ皆さんも手拍子を!」
と観客に言うとき
「Put your hands together!」
と叫びます。
手拍子は英語で「hand clap」です。

 

「Joyful,Joyful」

こちらも「天使にラブソングを2」でLauryn Hillがソロを歌い、一躍有名になった歌です。
ベートーベンの「第九 歓喜の歌」をアレンジしたノリノリのゴスペルソングです。

【歌詞】
Lord we adore Thee ,God of Glory, Lord of Love
(主よ、私たちは汝を崇めます。栄光の神、愛である主。)

Lord 主(名)。
「主って何?」と日本人にはなじみにくい単語ですね。
「主=神、キリスト」の意です。
聖書では、イエス・キリストのことを、私たちの「主(しゅ)」と呼びます。
「God」「Lord」「Jesus」は同じくらい頻繁に使うので、覚えておくと便利です。
「Lord」は発音が似ている「road(道)」と間違えないように注意してください。

adore あがめる、崇拝する(動)。
教会生活を送るクリスチャンには欠かせない単語です。 「worship」と同意です。
プロテスタント教会では「worship time」として、
礼拝内でバンド演奏などが行わることもあります。

thee 汝(代名)。

glory 栄光(名)。
こちらも、キリスト教圏の重要単語です。
キリスト教では、神は「栄光」を現す絶対的な存在です。
クリスチャンは、敬虔であればあるほど、そんな「神の栄光を現すため」に
生活することをモットーにしています。

クリスチャンは、聖書を基盤として生活しているので、トラブルに遭ったときなど
「聖書はこう言っています」と、引用して相手を励ますことがあります。
このとき「Bible says~」という表現を使います。
そして、信仰心が篤く、「Bible says~」としょっちゅう言う信者のことを、
そうでない人が「Bible-thumper」と揶揄して言うことがあります。

 

「Amazing Grace」

日本の結婚式でもよく歌われる、「Amazing Grace」は、
誰しも1度は聴いたことがある名曲でしょう!
この歌は、元奴隷貿易船の船長であったJohn Newtonにより作詞されました。
奴隷貿易で巨万の富を得た彼ですが、自分の罪深さに気づき、悔い改め、
牧師になったのち、このような「自分さえも愛する神」に感謝をして、この歌を作りました。
世界の名歌です。

【歌詞】
Amazing grace! How sweet the sound! That saved a wretch like me!
(素晴らしい神の恵み!なんと甘美な響きだろう!神は、私のような哀れな者を救って下さった!)

amazing 素晴らしい(形)。
「並はずれて素晴らしい」ことを表現するときに使います。

grace 神の恵み(名)。

save  守る(動)。
「神はいつでも人を愛し、守る」という信仰から、「save」はゴスペルに多用されます。
普段の生活でも、自分のピンチを救ってくれた人に対し、
「You are lifesaver.」と言うことがあります。

wretch 哀れな者、みじめな者(名)。
他のゴスペルソングにはあまり出てきませんが、キリスト教は、
先の原罪の考えから「性悪説」をとるため、しばしば自分のことを
「汚れた者、みじめな者、罪深い者」と例えます。

 

まとめ

日本のクリスチャン人口は、全人口の1パーセント以下と少なく、
私たちの生活習慣は、仏教や神道に根づいているものがほとんどです。
そんな私たちですが、ゴスペルのいいところは、ノリノリで歌えて
ストレス発散になるところです。

ゴスペルソングに親しむと、キリスト教圏で暮らす人たちの、
価値観や生活習慣がわかってきます。
キリスト教圏で暮らすときはもちろん、日本でクリスチャンの外国人の方と
親しくなるのにも役立ちますよ。

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