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英語の勉強法

英語は精聴?多聴?効果的なリスニング教材と学習方法

英語の「読む・書く・聞く・話す」の4技能の中で、私たち日本人が
意外と苦手としているのが「聞く=リスニング技能」です。
文法や単語の暗記を行っても、なかなかリスニング能力の上達に結びつかず、
英語学習に挫折してしまう人も多いのではないでしょうか?

そもそも、英語のリスニング学習法について、あまり学校教育で
詳細に教わる機会はありません。

書店に行けば、様々なリスニング教材が手に入りますが、
どのように進めていけば良いのか悩ましいこともあります。

今回は、リスニングの学習方法について考察し、さらに、
英語力レベル別にどのような教材を使って学習していくのが良いのか
について述べていきたいと思います。

 

「精聴」と「多聴」、二つのリスニング学習方法

英語のリスニング方法は、一般的に「精聴」と「多聴」の2種類に分類されます。
それぞれの学習法の特徴をみていきましょう。

精聴とは、リスニングの質に重点を置いた学習方法です。
同じ英語素材を100%聞き取れるようになるまで、ひたすら聞き続け、
一度聞いて理解できなかった部分を放っておくのではなく、
スクリプトやテキストと照合しながら進めていきます。

この作業をコツコツと続けることによって、
これまでの学習の中で全く耳に引っかからなかった単語や文法表現が
聞き取れるようになり、徐々にリスニング力が向上していきます。

時間がかかる学習方法ですが、単語や分法をあまり身に付けていない
英語初級レベルの人にとっては、特に有効な方法と言えます。

具体的やり方としては、まず基礎固めとして、ディクテーションをやります
耳に聞こえてきたものを正確に書き写すため、
強制的に「聞くこと」に意識を集中できます。

また、どこが聞き取れなかったかを正確に知ることができ、
分かったつもりでいた英文が明らかになります。

基礎固めができたら、次は音読による学習に進みます。
第一段階はリピーティングによる学習です。
流れてきた英文の音声を一定の長さで毎回一時停止し、
聞こえてきたとおりにリピートする方法です。
リピーティングに慣れてきたらシャドーイングに進みましょう。
シャドーイングは、流れてきた英文の音声を止めずに、
その音声から少し遅れて、聞こえたとおりに声マネをする方法です。

リピーティングもシャドーイングも、まずはスクリプトを見ないで音読し、
音読できなかった箇所をさらに聞き直して音読してみます。

それを繰り返していき、どうしても意味が理解できなかったところを
スクリプトで確認します。こうして最終的に、
英文の意味を理解して音読ができるようにします。

 

多聴とは、リスニングの量に重点を置いた学習方法です。
聞いている英語の内容を完璧に理解できていなくても、
多様な英語素材をたくさん聞き、全体内容の大まかな理解を目指します。
いわゆる、「英語のシャワーを浴びる」、という学習法です。

具体的には、英語のニュースや会話文、スピーチなど全体を通して
内容を推測・理解します。
しかし、この「英語のシャワーを浴びる」の意味を
誤解している人も多いのです。

英語のシャワーとは、海外ドラマを字幕なしでひたすら観たり、
英語の音声によるニュースやラジオをただ流しっぱなしにしたり、
という意味ではありません

多聴も精聴と同じく、最終的にはスクリプトやテキストで
全体を確認することが大事なのです。
ただ、そのやり方は異なっており、50~70%程度は理解できるパラグラフを、
正確に一字一句追いかけることはせずに全体の内容を掴んでいく学習方法になります。

そのため、ある程度の単語・文法を理解していることが前提となります。
教材としては、ドラマや映画など、映像があるものは避けた方が良いでしょう。
映像を見てしまうと、どうしても聴力に一点集中できず、
人の表情や動きでなんとなく意味がわかってしまうこともあるからです。

ちなみに、精聴と多聴、この二つのどちらか一方に重点を置いても、
リスニング力はアップしません。
日本の学校教育の英語では、先生の音読する英文をリピートして発声した後
テキストで学習する、という精聴のみが行われる場合が多いです。
中学~高校までおよそ6年間精聴のみを行っても、ほとんどの場合、
ネイティブの英語を聞き取ることはできません。
また、海外ドラマにはまり、字幕なしで見続ける人や、
海外出張を頻繁に行っている人であっても、「リスニングは全くできない」
という場合も多くあるのです。

では実際、効率的かつ着実にリスニング力を伸ばすために、
精聴と多聴をどのようなバランスで行えばよいのでしょうか?

 

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自分のレベルに合わせた精聴と多聴のバランス

まずは、TOEICのスコアなどから、自分のレベルにあった
リスニング教材を選びましょう。

精聴用には、英文センテンスが、文法ごとにまとまっているような教材を、
多聴用には、ビジネス英会話やスピーチ集など、シーン別の長文英語が
のっているような教材が良いでしょう。

まずは精聴ですが、ディクテーション→リピーティング→シャドーイングの順
進めていくのがベストです。
聞き取れる英単語、文法構文を徐々に増やしていきましょう。

次に多聴ですが、ますは一つのパラグラフを聞いて、
聞き取ることのできた単語や文法から、全体内容のおおよそ何%が
理解できているかを確認しましょう

全体の理解度が50%以下の場合は、精聴に戻り、
さらに基礎力を身に付けましょう。
そして多聴に進み、次は何%理解できたかをまた確認しましょう。
50%以上理解ができていれば、今度は子音や単語間のつながり部分などに
注意して聞き取り、先ほどよりも内容理解度がアップしているかどうかを確認しましょう。

このように、精聴と多聴はセットで行い、自分のレベルや、内容理解の完成度によって
その割合を変化させていくのが良いでしょう。
英語学習を始めたばかりの全くの初心者は、精聴を9、多聴を1としてもかまいません。
そうして焦らずに、その割合を8:2、7:3、…と変化させていきましょう。
また、しばらく英語から離れてしまったら、精聴にかける時間を増やすなど、
調整していきましょう。

リスニング学習において、精聴は筋トレ、多聴は試合のようなイメージを持つと
わかりやすいかもしれません。
つまり、筋トレは続けていないと、どんどん基礎体力は落ちてきますし、
筋トレを毎日こつこつと頑張れば、試合で良い結果が出せることにつながります。

英語においてもやはり、まずは基礎固めが大事なのです。
そして、それらを応用させてリスニング力を向上させていく、
この流れを上手くつかむことができたら、日本にいながらでもリスニング力は
確実に向上していくでしょう!

 

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