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英語の勉強法

脳科学的に英語学習では「音読」がいいの?

英語を勉強し始める前に、どういった学習方法が効果的か
知りたい人も多いのではないでしょうか。

英語学習に関して言えば、その人の現在の英語力レベルや、
習得目的によって効果的な学習法が異なるのですが、
「聞く」「話す」「読む」「書く」といった4技能の学習の根底にある
「記憶」という部分では、やはり「読む」(リーディング)を中心に行うことが、
最も効果的だと考えられています。

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それは、多くの専門家が、言語の習得においては
「多読」が良いと言っているのでも分かるように、
リーディングやリスニングのようなインプットや
スピーキングやライティングのようなアウトプットのどの学習においても、
基本はリーディングを主体に考えればよいのです。

それでは、リーティングについてですが、
あなたは、音読と黙読について真剣に考えたことはありますか?
どちらの方が効果的な学習効果を生み出すと思われますか?

今回はこの音読と黙読についてお話したいと思います。

 

学習には音読と黙読、どっちがいい?

音読とは、「声に出して読むこと」で、
黙読とは「声に出さずに読むこと」をいいます。

実は、音読をすると、「前頭前野」を中心に
脳全体が活発に働くと言われています。

「前頭前野」とは判断力や思考力を司る脳の中でも重要な役割を担っている部分です。

ただ、本を読む場合は、黙読の方が早く読めるので、
むしろ良いのではないかと思われるかもしれませんが、
実は音読と黙読とでは、脳の働きに大きな違いがあるのです。

音読のほうが同時に複数の感覚を動員していて、
脳内で複数処理を行っています

例えば、音読で使用される感覚は、文字を読み取る「視覚」と
読み上げた音を聞く「聴覚」の二つです。

そして、音読で生じる処理は、
「文字を読み取る」➡「文字の意味を理解する」➡「理解した文字を文章として声に出す」➡
「文章を音として聞く」➡「音として聞いた文章を再び理解する」
と多岐にわたります。

これらは非常に多くの処理を同時にこなす複雑な行為であるため、
前頭前野を中心として脳全体が満遍なく利用され、
結果的に脳が活性化されるのです。

それに対し、黙読には音が関わりませんので、
使用される感覚は、文字を読み取る「視覚」のみです。

そのため、音読のような複雑な処理がないので、
読むスピードは速くなるものの、
学習する時に脳の働きを高めるという点では、
音読より黙読のほうが劣るといえます。

 

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脳のさらなる活性化

音読による脳のさらなる活性化を求めるなら、
読むスピードを上げた音読をお勧めします。

音読速度が上がれば、それだけ脳の処理を追いつかせようと、
処理能力を引き上げるからです。

余談ですが、例えば、音読でなく、リスニングだけの場合、
つまり、会話や何かの説明、文章の読み上げなどを聞くだけであっても、
もしその音声スピードを変えられるのであれば、
速度を速めた方が脳の活性化にはつながるのです。

さて、音読による脳の活性化に戻しますと、
音読する「内容」は、何でもよいという特徴があります。
何でもよいというと語弊になりますが、
分野に関係なく、興味のある内容を是非音読してもらいたいのです。

実は、音読すること自体が脳を活性化するのですが、
音読には「内容が記憶に残りやすい」というもう一つの側面があるため、
役に立ちそうなニュースや、自己啓発系の資料、興味のある本などを
次々と音読してくと、知識の吸収として非常に効果的なのです。

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脳の処理としても、文字を読み取って、声に出すことで、
その情報が脳内に2回出現することとなり、記憶がより強固になるのです。

 

音読のその他の効果

●脳のアンチエイジング

文字を読み取りインプットすること、
そして、声に出してアウトプットすることで、
脳の血流が良くなり、脳の老化を防ぐことができます

黙読ではインプットだけですので、脳の働きが少ないため、
例えば、年配の方でも、黙読している本の一部を音読するように変えるだけでも
劇的に脳が働きだします。
また、セロトニンの分泌も高まるので、認知症や鬱の予防にもつながります

では、年配になってから音読は始めればいいのではと思うかもしれませんが、
若いころから脳をしっかり使って鍛えておくことで、
勉強や仕事の際に、頭の回転が速くなります。
また、年齢を重ねてきた時に、何もしていない人に比べて、
脳が若い状態で保たれているため、物忘れや記憶力にもプラスに働きます。

 

●コミュニケーション能力が高まる

音読をすると脳の前頭葉も刺激され、働きが良くなります
前頭葉は言語能力や自制心、やる気などに関係のある部位です。

アスペルガー症候群(知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて
特異性が認められる、ヒトの発達における障害)の人は
前頭葉の働きが弱いと言われていますし、
コミュニケーション障害の人も前頭葉の働きが影響していると言われてます。
音読を行い、脳を活性化させる習慣を持っている人の多くは、
本を沢山読むことで、語彙が増え、言語能力が高まりますし、
アウトプットの動作を行うことで、人と話すことに抵抗が少なくなります。

 

●眠気から解放する

昼食や夕食後すぐにとか、夜遅い時間帯には、眠くて学習や仕事が進まない
という人も多いのではないでしょうか。

とくに昼食後は、急に睡魔が襲ってきて、気づけばこっくりしていることなんか
よくありますよね。

そんなときに文章を黙読ではなく、音読をするように変えると
眠気はかなり改善されます
声に出して読むことで、脳の血流が良くなり、しっかりと動くようになるからです。

ただし、慢性的であったり、蓄積された睡眠不足のときには、効き目は半減しますが、
特に食後の眠気には効きますので、是非試してみて下さい。

 

●記憶の効率が高まる

特に暗記しなければならないことに対して、音読をすることで
暗記するまでの時間が非常に短くなります

例えば、英語の単語を覚える時、音読をすることで、
目で見てインプットし、声として口からアウトプットし、
さらにその声を耳からインプットするという3回もの脳の処理が行われ、
脳の活性化だけでなく、復習も自動的に行われるため、記憶されやすくなるからです。

ものを記憶するときは、忘却曲線があることで有名ですが、
復習を複数回することで、記憶は定着していきます。
そのため、音読をすることで、かなりのスピードで記憶することができるようになります。

これに似たメカニズムが、「人に教える」というで、
教えるためには、自分で学んだこと(インプット)を
相手に理解させるために話すこと(アウトプット)が必要になります。
この一連の流れを一人で行うメカニズムを音読は持っています。

 

●行動力が高まる

前述しましたように、前頭葉は言語能力だけでなく、やる気にも関係するので、
音読を続けていると、行動的に反映されてきます

例えば、引きこもりの人が音読を始めると、
はじめは少し部屋の片付けでもしようかという感じではありますが、
徐々に行動に反映されてきて、最終的には、外出するのも嫌でなくなったり、
おっくうでなくなる人もいるようです。
確かに、外出したくてたまらないというような衝動は生まれないでしょうが、
確実に行動力が高まってくると言われています。

 

●自制心が強くなる

こちらも前述しましたように、前頭葉は自制心にも関係しています
音読によって前頭葉が刺激されると、次第に自制心も強くなっていきます

自制心は、生まれながらのものではなく、育っていく過程の中で学び、
身につけていくものだと考えられています。

そして、自制心が強くなると、感情に流されずに、自分を律し、
欲望や感情を制御できる精神力がついてきます。

そのため、勉強や仕事、ダイエットなどの目標に対して、
なかなか誘惑に勝てそうもないと思う人は、
ルーティーンで音読を取り入れることで、
前頭葉を鍛え、自制心を強くすると良いかもしれません。

 

●ストレスの解消

音読することは、ストレス解消にも効果的です。
セロトニンの分泌が高まることで、落ち着いた気持ちになることができるのです。

黙読の読書でも人によってはストレスの解消につながりますが、
音読をすることで更にストレスを大幅に解消することが可能となります。

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ただし、通学・通勤中のバスや電車の中などで音読することはなかなか難しく、
できる場所が限られていますが、周りに人がいない自宅の部屋などでは
是非行ってみて下さい。

 

 

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