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英語の勉強法

大学留学を成功させるための英語力とは リーディング編(1)

海外の大学に留学したいと考えている人は多いかと思います。
留学準備としてTOEFLやIELTSを受験している人、
これらの試験のために勉強をコツコツと続けている人も多いと思います。

しかし、TOEFLやIELTSで十分なスコアを得て大学入学許可をもらえたとしても、
これらの試験対策のために身に着けた英語力だけでは
実際の留学先での勉強についていくのに苦労することがたくさんあります。

今回は英語圏の大学で実際に学ぶ際に必要なリーディングのスキルについてご紹介します。

リーディングは大学留学で最も必要なスキル!

リーディングはコミュニケーション重視の英語学習をやっていると、
ついつい見落とされがちなスキルではないでしょうか。
ですが、大学留学をする上で、何よりも必要となるのは実はリーディングのスキルです。

まず、知っていただきたいのは大学の授業スタイルです。
例えば、イギリスの大学であれば、講義形式のレクチャー(lecture)
比較的小人数で行いディスカッションなどを行うセミナー(seminar)、
担当教官との個別チュートリアル(tutorial)などがあります。

これらの授業を受ける前に、学生は担当教官が指定する論文や資料を読んで
疑問点や自分の考えをまとめておく必要があります。
一日に論文を少なくとも1本は読むことになります

また、学期ごとの評価は試験形式あるいは3000語程度のエッセイ提出であることが多いと思います。
3000語のエッセイであれば、その中で引用する文献は15本程度あれば十分であると言われています。
つまり、大学留学で最も必要となってくるリーディング力とは英語で書かれた文献を読む力なのです。

しかし、いきなり英語で書かれた文献を読んでリーディングの力を付けるというのはなかなか大変で、
その分量や慣れない専門用語に挫折する可能性も高いです。

そこでまず始めたいのは、スキャニング・スキミングの練習です。
この二つのリーディングスキルは大学留学先でも必要ですし、
TOEFLやIELTSなどの英語能力試験でも役立ちます。

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スキャニングで自分の必要な情報を探そう!

スキャニング(Scanning)文章から自分の必要としている情報だけを探す読み方です。

例えばどんな時に使うかというと、日常生活であればバスの時刻表から
「自分の目的地に向かうバスの番号」と「そのバスの発車時間」を探すのにスキャニングを使います。
日常生活でバスの時刻表を隅から隅まで読む人は少ないかと思います。
つまり、日本での日常生活ですでにスキャニングをやっているということです。

英文を読むとなると、大学受験英語をやってきた人は特に、ついつい隅から隅まで全部読んで、
すべて理解しないといけないような気持になる人は多いのではないでしょうか。
この読み方が必要な時ももちろんありますが、文章の読み方を目的によって変えることで、
リーディングの効率を上げることができます。

スキャニングの使い方

では大学留学先で文献を読む際にどのようにスキャニングを使うかですが、
これは文献を探すところから始まります。

大学の図書館ホームページから、キーワードで論文を検索します。
提示されたリストから自分が必要な論文だけをさっと探す必要があります。
その際に、自分が最も必要である情報に関するキーワード、
または自分が探している筆者の名前など探して、すばやく目を動かします。

また、文献を探すのに便利なのはGoogle Scholar (https://scholar.google.com/)ですが、
これも同じようにキーワードを頼りに検索結果をスキャニングして文献を探します。

スキミングで文章の要点をつかもう!

さて、スキャニングを使って、いくつかの論文を探し出したとします。
ここから必要となるのがスキミングです。
スキミングというのは文章全体にさっと目を通し、文章の要点だけを素早くつかむ読み方のことを指します。

日常生活においては、雑誌や新聞の記事を読む際など、
だいたいの内容をつかみたいときにスキミングを行っているはずです。

スキャニングでキーワードから探し出した論文を自分のパソコンにダウンロードしたら、
この論文が本当に自分の必要としている論文なのかを判断します。

論文の構成は、大まかに・・・

タイトル (title)、筆者(author)、要旨(abstract)から始まり、
導入(introduction)、先行研究(literature review)、研究(study)、研究方法(methodology)
結果(results)、考察(discussion)、結論(conclusion)

などでできています。

1つの論文が20ページ以上ということもよくあるので、自分が必要としている論文なのかを判断するために、
論文全部を読むと時間がかかりすぎます。

そのためスキミングで読んでだいたいの趣旨をつかみます

スキミングの使い方

スキミングで読むのも、論文の最初から最後まで読むのではなく、要旨をまずスキミングします。

要旨には研究の目的や方法、結果が簡潔にまとめられているので、そこを読むだけで論文の趣旨がだいたいつかめます。
その次に読むのが導入の部分と、結論部分です。
ここで筆者のスタンスや研究結果が自分の必要としている情報と一致しているかを確認できます。

こうして、検索して探し出した論文が、自分の課題に必要な論文であるかを判断します

大学留学を成功させるために

英語圏の大学は非常に忙しく、毎日出される多くの課題を効率的にこなしていく必要があるため、
適切な文献を素早く探すためのスキャニング・スキミングはとても重要なリーディングスキルです。

ですから、大学留学を目標としている方は特に普段から英文を読むときに
目的別で読み方を変えて練習することをお勧めします。

Guardian (https://www.theguardian.com/uk)New York Times (https://www.nytimes.com/) など
英語で新聞を読む際などには見出しから興味のあるものを探すスキャニング、
記事を開いたらさっと趣旨をつかむためのスキミングをやってみましょう。
そして、より詳しく知りたいと思ったら、じっくり読み直してみるといいですね。

それでは、皆さんの大学留学の成功を応援しています!

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