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英語の勉強法

英語のスピーチコンテスト ~「スピーチのコツと心構え」と「勝つための練習法」~

あまり知られていませんが、日本では数多くの英語のスピーチコンテストが行われています。

全国各都道府県から選ばれた代表者で行う全英連(全国英語教育研究団体連合会)のスピーチコンテスト各都道府県の市区町村で行うもの留学の会社や語学学校が主催するもの全国規模の英会話教室が行うものなど様々です。

スピーチコンテストは自分の英語の実力を試すことで、英語力を高めていくという目的で参加する人が多いのですが、他にも多くのメリットがあります。
コンテストで勝ち上がっていけば、賞品がもらえたり、履歴書へも記載できるので、就職活動の際に役立ったりします。

今回は「スピーチコンテストに出場する際のちょっとしたコツや心構え」と、「スピーチコンテストで勝つための練習法」についてお伝えいたします。

スピーチのコツと心構え

日本語、英語に関わらず、スピーチコンテストに出場したことはありますか?
何度も何度も練習を重ねて、自分では大丈夫だと思っていても本番当日が近づいてくると、最悪の事態ばかりが浮かんできて、ドキドキして落ち着かない・・。
その気持ちよく分かります。

スピーチする以上は、誰しもが相手の心に残るような伝え方をしたいと願っていますよね。
では、具体的にどうすれば心に残るようなスピーチができるのでしょうか?

それを理解するために、まず、「逆のパターン」を考えてみましょう!

まったく印象に残らない最悪のスピーチって?

「まったく印象に残らないスピーチ」ってどんなスピーチなのでしょうか?
過去にあなたが聴いたスピーチを思い出してください。

・話し手が緊張しすぎか、声が小さくて、内容がよく聞こえない。
・自信なさげに下を向いて原稿ばかり読んでいて聴衆に顔を向けない。
・スピーチの内容がきわめてありきたりで、オリジナリティーがほとんどなく、面白味に欠けている。
・「社会に貢献したい」など抽象的な表現が多くて、聞いていてもイメージが浮かばない。

このような感じでしょうか。

そう考えると、心に残るスピーチは、上の逆を実行すれば良いのですから、そう難しいことではないですよね。

スピーチコンテストで評価される点を理解しておこう!

スピーチコンテストでは、どのような点が評価されるのでしょうか?
審査のポイントを事前に把握しておけば、自信を持って本番に臨むことができますよね。

★スピーチの内容は分かりやすく、聞き手が共感できる内容であったか?

この1点に集約されます。

スピーチコンテストで高評価を得られるために

●内容は分かりやすく!

まず、内容の分かりやすさという点では、作文のように起承転結に縛られる必要はありません。
最初に結論をぶつけて、その後に自分の考えや周りの状況描写などを続けるほうが、聞き手の心を掴んだままスピーチを続けることができるからです。
ただし、自分の本当に伝えたいことが何かは明確にするようにしましょう

また、内容を作成する上では、自分の作った原稿を先生などに添削してもらってください。
恥ずかしいかもしれませんが、できるだけ複数の人に見てもらって、意見を聞くことが大切です。そうすることで、より一層、聞き手に共感の得られる原稿に近づいていくからです。
その際には、文法的な間違いや適切な表現などチェックしてもらいましょう。

●話すときは聞き取りやすく!

とにかく、聞き取りやすいスピーチが大切です。
本番当日は緊張のピークでしょうが、焦らずにゆっくりと大きな声で話すことを心掛けてください。
第一声が重要です。 大きな声でゆったりと話始めましょう。 そこでペースを作るのです。
小声でボソボソとした話し方になってしまうと、どれだけ素晴らしい内容のスピーチであっても、聞き手の心には響かなくなってしまいます。

発音に関しては、人によって癖もありでしょうし、比較的上手な人もいれば、そうでない人もいるでしょう。 発音は一朝一夕に改善できるものではないため、まずは、どのような相手にでも理解してもらえるように、できるだけはっきり、ゆっくり話すことが大切です。

英語のスピーチであれば、まず原稿に書かれている英文のアクセントは間違いなく発音できるように何度も練習してください。 そして原稿内容の中で特に自分が聞き手に伝えたい、アピールしたい部分を強調して話すと良いでしょう。 つまり、文章全体に強弱をつけて、聴かせどころを押し出すのです。(この時、文と文の間も非常に大切です。)

●表情豊かに見渡しながら話す!

そして、これも重要なことですが、表情豊かに話すことと、会場をゆっくりと左から右、右から左と見渡しながら、聞き手に向かって語り掛けるようにすると良いと言われています。
しかし、この点は言うは易しで、実際は緊張もしていますので、実行するのはなかなか大変だと思います。 コツとしては、真ん中と左側そして右側でひとりずつ適当な人を自分の中で決めておいて、その人に向けて話すようにすれば、自然と左右を見渡しながら聞き手に向かって堂々とスピーチしているように見えるものなんです。 もちろん、それでも話している本人はドキドキして余裕などないとは思いますが。

欧米の授業ではスピーチやディベートなどもあり、その際には「アイコンタクトをすること」をしっかりと教え込まれます。 相手が一人でも何人でも話すときは相手の目を正面から見て話さないと伝わらないし、人間として信用もされないと。
実際に私たちも人の目をちゃんと見て話さない人は、自信がないとか嘘をついているとか、何か隠しているような印象を持ってしまいますよね。

●ジェスチャーは控えめに!

スピーチの際の「ジェスチャー」ですが、適度な身振り手振りならOKですが、余りにもオーバーなジェスチャーは、日本人には違和感があります。
海外のプレゼンテーターが、体全体を使って身振り手振りジェスチャーをする姿にあこがれるのは分かります。 あなたもスティーブジョブズのようなジェスチャーを行いたいかもしれません。
しかし、日本人が日本人を前にスピーチをする際は、控えめを心掛けた方が無難です。

●ジェスチャーの代わりに聞き手を引き付ける方法

オーバーなジェスチャーをしなくても聞き手を引き付けられる、とっておきの方法が二つあります。
もし実行できれば効果は抜群です。

まず、ひとつ目ですが、スピーチはどうしても一方通行になりがちですよね?
聞き手は聴くだけ、スピーカーは話すだけに。

そこで、スピーチの途中で聞き手全体に「質問を投げかけてみる」のです。
もちろん答えを期待してではありません。
できれば、「YES」か「NO」で答えられるような質問が良いでしょう。
そうすることで、聞き手が前のめりになって、あなたのスピーチに耳を傾けてくれるようになるのです。 つまり、会話に参加してくれます。
一方通行から双方向に意思が通うという状態になります。
そうすることで、会場の雰囲気が活性化し、聞き手の心がぐっと掴みやすくなるのです。

そして、もうひとつの方法ですが、それは、話す内容に「五感に訴えるような描写を入れる」と、聞き手の食い付きが良くなり、聞いている方も、はっきりとイメージしやすくなります

例えば「採りたてのトウモロコシは甘い」と言うよりも、「採りたてのトウモロコシはすごくジューシーで肉厚、野菜本来のにじみ出るようなほのかな甘みがあって・・」と説明した方が聞き手にとっては、より具体的にイメージできませんか。

是非、これらの方法を使って、聞き手を引き付けてみてください。

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英語のスピーチコンテストで勝つための練習法は?

●内容にこだわる

審査員のつけるスコアの半分は内容と言われています。
スピーチ文については複雑すぎず、できる限りシンプルにするのがコツです。

議論が分かれる様な内容も避けた方が良いと言われています。
審査員はネイティブスピーカーでない人がほとんどですので、誰もが理解できる内容を考えましょう。
複雑で意見が分かれる様な内容はリスキーで高い点数もつきづらいのです。
2~3くらいの段落と文章をセットにして、ポジティブで誰もが興味を持ちやすいテーマを選ぶと点数はつきやすいのです。

●ネイティブスピーカーに聞いてもらう

自分ではどれだけ自然に話しているつもりでも、ネイティブスピーカーが聞くと首をかしげてしまうことは多々あります。
そのため、自分の原稿をネイティブスピーカーにチェックしてもらい、実際にスピーチも聞いてもらいましょう。
そうすれば英語の表現だけでなく、イントネーションや表情に関してもアドバイスをもらえます
聞き手はできればネイティブスピーカーが望ましいのですが、どうしても周りにいない場合は、日本人でも英語圏での在住経験が長い人やバイリンガルにチェックしてもらうと良いでしょう。

●録音して何度も自分で聞く

実際に自分の声を聞いてみると、思っていたのと違う!とショックを受ける人は多いです。
自分の声質や実力などの現実をしっかり見つめるためにも、何度も録音して、聞いて納得できるまで練習しましょう

●人前で話す

ひとりでの練習ではできていると思っても、実際多人数の前に立つと、緊張で真っ白になってしまうことはよくありますよね。
できる限り意識して、人前で話す習慣をつけ、人慣れをすることも大切です。
自分の周りの親しい人と話すだけではなく、それほど親しくない人とも話すように意識すれば、友達の輪も増えて一石二鳥です。
あなたが学生ならば、できる限り積極的に発言することを心掛けましょう。

●ジェスチャーを意識する

あまりにも大げさなジェスチャーは嫌う審査員もいますが、基本的にジェスチャーはつけた方がポイントが上がります
その際も誰か第三者に見てもらってアドバイスをもらったり、動画をとって自然なジェスチャーであるかを自分でチェックしてください。
ジェスチャーとともにアイコンタクト、目の動きも自然に行えればなお良いので、意識して練習しましょう。

●テンポ、スピード、間を意識して、スピーチ時間を守る

各コンテストには規定のスピーチ時間があります
大体3~5分が多いのですが、良い内容にしようとすればするほど文が長くなってしまうことがあります。
そのために、スピーチのスピードを速くすればよいと思われるかもしれませんが、実はそれは減点の対象となってしまうのです。
内容は重要ですが、適度なスピードとテンポ、そして間のバランスがとれているうえで、無理なく全文が時間内に収まるのが理想です。

すごく難しく感じるかもしれませんが、何度か文章を見直すと、かなり大胆に削除できる部分が見つかることも多いのです。
伝えたい内容はシンプルであればあるほど良いので、この文がなくても伝わるというところは、思い切ってなくしてしまいましょう。

●とにかく楽しむ

実は、このことが高得点をとる「一番のポイント」と言っても良いかもしれません。
本番で緊張のあまり顔がこわばっていたり、声がでていなかったりするのはもったいないですよね。
本番で緊張してしまうのは仕方ありませんので、そこは割り切って、努力したことに自信を持って、できるだけ楽しみましょう。
もし結果がでなかったとしても、そこまで努力したことは無駄にはなりません。
頑張ったからこそ本番は楽しむという気持ちを忘れずにコンテストへ臨んでください!

まとめ

日本人は表現が苦手だと言われますが、自分の想いを発信する機会が少ないのもその理由の一つだと言われています。

表現が苦手だからコンテストは参加しないというのではなく、表現力をつけるために参加してみる!という気持ちで臨めば、得られるものは英語力以外にもたくさんあります。
初めて参加を考えている人には本当に勇気がいることかもしれませんが、一回参加してしまうとクセになるのも英語のスピーチコンテストです。

また、スピーチコンテストに限らず大勢の人前で話すことは、程度の差はあっても誰しも緊張しますし、当日が近づいて来たら逃げ出したくなるものです。

しかし、発想を変えてみると良いかもしれません。
これほど大勢の人前に立つのは、これからも、それほど多くあるとは限りませんよね。

ですので、せっかくのチャンスだと思って、緊張も含めて楽しんでみてください。

なんといってもこのような経験は大きな糧となりますし、たとえ失敗したとしても、将来に役立つ自虐ネタがひとつ増えると思えばよいのですから。うまくいったら、それはそれで、誰にでも自慢できる種になるでしょう。

最後に、「英語のスピーチ」だけでなく、相手との言葉のキャッチボール、つまり、「英会話」をこれから始める方が上達するための秘訣をお教えします。

それは、これしかありません。

英語の良い文章を暗記暗唱する!(※)

(※)長い文章ではなく、短めの文で良いので、正しい発音やアクセントができるように、音を何度も聞いて覚えていく。

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