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英語検定

英検の学習は「授業」や「受験」に有利?

英検とは?

正式名を実用英語技能検定といいます。
公益財団法人日本英語検定協会が文部科学省の後援をうけて、実施している英語技能の検定で、
一般的に英検と呼ばれています。

受験者数は実用英語技能検定、英検Jr.、英検IBAを合わせて約263万人(2014年度)で、
その割合は、中学生と高校生の合計が約7割です。

非常に歴史の長い検定で、もともと、1961年の行われた文部省社会教育審議会の答申を受け、
1963年に日本英語検定協会が設立されました。

文部省のバックアップを全面に受けて、1963年8月に第1回の検定が実施されています。
当時は、1級・2級・3級のみが設けられており、志願者数は37,663名でした。

それから3年後の1966年に4級が新設され、意外と時間がかかったのは5級の新設で、
そのまた21年後の1987年にようやく、準1級と5級が新設されます。
さらに1994年に準2級が新設され、年間の受検者数が300万人を超えます。
設立から約30年で約80倍の受験者数です。

そして、2012年、日本英語検定協会は公益財団法人へと移行されました。

 

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英検のメリット

① 高校や大学にて、取得級に応じて受験で優遇されたり、内申点に加算されたり、
入学後の英語の単位として認定されることがあります。

【例:大阪府】
大阪府は全国でも英語に対して非常に積極的な施策を打ち出してきており、
現在は「実践的に使える」英語教育への転換に向けて様々な試みを行っております。

平成29年度の大阪府立高校の入学者選抜から、外部検定テストとの連動性が非常に強くなり、
英検の一定以上の級を保有しているものは、その級に応じて、高校入学者選抜の点数に読み替えられます。

(参照:「大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革について」)

このように、高校受験までの期間で英検準1級を取得しておけば、読み替え得点率は100%となり、
入試で英語のテストを受験しなくても満点として計算されることになるのです。

この利点は、入試という一発試験に左右されず、英語力を着実に上げていけることで、
何度でも試験を受験しながら、英検の級の取得を目指していける点にあります。

② 高等学校卒業程度認定試験を受験する場合、2級以上の取得者は試験科目「英語」が免除となります。

③ アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどで約400の教育機関で
留学資格として認められています。

取得からの利用有効期間は2年間です。
こちらは、以前記事にもなったCEFR(セファール)という基準に対応しています。

1級   ➡ 「C1」
準1級  ➡ 「B2」
2級   ➡ 「B1」
準2級  ➡ 「A2」
3級以下 ➡ 「A1」

④ 語学教師の就職選考で、全国の教育委員会の約3分の1がで英検スコアを要求します。

 

英検の試験形式

現在、5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級が設定されています。
4級と3級というような隣接した級は、2つの異なる級の試験を同一日に受けることができます。

5級および4級は一次試験のみで合否の判定が行われます。
一次試験の合否にかかわらず、すべての受験者がスピーキングテストを受験でき、
筆記試験とスピーキングテストの合否は別個に判定されます。

それに対し、3級から1級は、一次試験で合格基準を満たした受検者のみ、二次試験(スピーキング)を受検できます。 

【一次試験】
筆記試験とリスニングテストです。
5級、4級は全マークシート方式で、3級から1級ではマークシート方式と英作文問題の記述式があります。
各級とも筆記試験に続いて、リスニングテストが行われます。
筆記試験とリスニングテストを総合した評価が合格基準を満たす場合に一次試験合格となります。

一次試験の問題文は1級と準1級は英語で記載されており、2級以下は日本語で記載されています。

【二次試験】
日本人または外国人の面接官との個別面接で、1級では面接官2名、準1級以下では面接官が1名で、
自由会話とスピーチ、Q&Aを行います。
二次試験の結果が合格であれば総合で合格となります。
一次試験が合格し、二次試験に不合格の場合は、1年間は再受験の際に申請すれば一次試験が免除されます。

 

英検CBTとは?

現在は、2級と準2級のみですが、一次試験が決められた試験日に会場でコンピューターを使って受験できます。
二次試験については、通常の試験会場がメインとなり、2都市のみでコンピューターを使用したオンライン受験が可能です。

 

英検の評価基準

1級から5級まで、7つの級で合否があり、CSEスコアが併記されます。

【CSEスコアとは?】
英語の技能ごとの能力を示したスコアが「CSEスコア」です。
CSEスコアで合否が判定されています。
現在では、5級と4級で、「リーディング」、「リスニング」、「スピーキング」の3技能、
3級から1級では「ライティング」を加えた4技能を評価しています。

■各級の合格基準スコア(CSE) (参照:日本英語検定協会)

各級の技能ごとの満点スコア (参照:日本英語検定協会)
1級: 850点
準1級:750点
2級: 650点
準2級:600点
3級: 550点
4級: 500点
5級: 425点

 

文部科学省による2020年の英語教育改革における英検の位置づけ

近年、文部科学省が日本の英語教育の改善のため、
「4技能」を高めることに重点を置いた大きな改革に動いています。

例えば、2020年からは、小学校の英語教育では、小学3年生から英語教育を始めます
これは現在の小学5年生で行っている「外国語活動」という体験型学習を
前倒しして始めるということです。
成績こそつきませんが、一昔前までは、中学生で初めて「アルファベット」を覚えていたのが、
この時期から書き始めます。
基本的にはALTの導入によって、英語を楽しいと感じてもらう事が狙いのようです。
2018年から段階的に開始し、2020年にはすべての小学校で必修化予定です。

また、小学5年生からは「英語」が教科として時間割に加わります
週に3回ほど授業が組まれると予定されており、当然、成績もつきます。
指導要領によると、小学校卒業時点で600語から700語程度の英単語を身につけることが目標です。

さらに、中学校と高校では、「英語の授業は英語で行うことを基本とする」ようになります
既存の「文法や語彙等の知識がどれだけ身についたか」という観点からではなく、
「英語を用いて何ができるようになったか」を評価するための授業へと移ります。
英単語と英熟語の指導学習量も、中学では900語程度から1200語程度へ、
高校では1300語程度から1800語程度へと大幅に増加します。

大学入試に関しては、2020年にセンター試験が廃止され、「大学入学共通テスト」に移行します
英語は4年の移行期間を経て、共通テストでの実施を取りやめ、
2024年度から、国が認定した民間試験に一本化されます
基本的には、TOEFLやTEAPが主軸となるでしょうが、
英検もCEFR(セファール)の導入と文部科学省からの後押しもあり、確実に土俵に乗ってくるでしょう。

特に英検は大学入試だけでなく、5級から1級まで7階級での判断が可能であるため、
小学校から高校までの英語教育改革において、英語評価の中心になってくるのではないでしょうか。

 

【必見】英会話の基礎、日常英会話を効果的に習得したいなら

あなたが、身につけるべき英語のスキルは、
英語とどうかかわるか(かかわりたいか)によって異なってきます。

例えば、映画を字幕なしで見れるようになりたいのであれば、
基本的にはリスリング力と語彙力を鍛えればよいのです。

また、ビジネス会話を習得したいような場合は、
まずは実際に現場で使う表現を収集し、
それに対してリスング力、スピーキング力、語彙力を
高めていく方法を取るのがベストです。

これは、ESP(English for Specific Purposes「特定の目的のための英語」)
のための学習法で、この方法で学ぶことで、
非常に短期間で効果をあげることができます。

このESPの学習は「ビジネス」だけではなく、
「技術」や「科学」、「医学」、「観光」、「芸術」、「スポーツ」など、
幅広いジャンルでも応用できます

特定の目的によって、よく使われる語彙や表現、文法までもが限定されるため、
実は市販で販売されている「ビジネス英語」や「おもてなしのための英語」
などの書籍や教材を購入しても、なかなか学習の効果はでにくいのです。

そして、実は、習得するのがなによりも難しいのが「日常会話」です。
ビジネス会話の方が難しいと思っていたかもしれませんが、
実は「日常会話」の方がトピック(話題)が多岐にわたり、
使われる語彙や表現の数も圧倒的に多いのです。
また、新しい言葉が流行と共に次々と生まれてくるため
習得するのが難しくなっています。

では、「日常英会話」を効果的に習得するためにはどうすればよいのでしょうか?

それは、「基礎」+「ESP」という学習方法をとることです。

つまり、まずは日常会話の基礎(通常の会話で頻繁に使用される表現や語彙)を
先に短期間で確実に習得し、
その後、自分の興味のある分野について
(ビジネス、ゲーム、ファッション、食べものなど)、
ESPの学習を繰り返し、話せる分野を広げていくのが最も効率的なのです。


 

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