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英会話の基礎

“How are you ?”の答え方は意外に重要!

英語で会話しようとすると、まず初めくる会話として
“How are you?”、この言葉が多いのではないでしょうか。

これは、“やあ”“こんにちは”と同じ挨拶に値します。
実はこの答え方は千差万別で、それによって続く会話がかなり変わってくるのです。

たった一言でも受け取り方は違う!

つい最近、日本からオーストラリアに遊びに来た友人に、
外国人が“How are you?”と尋ねました。

その友人はほとんど英語を勉強したことがなく、
私がいるからと完全に安心して日本から遊びに来たのですが、
英語の知識が“0”に近かったこと、
さらに、中学校で習った英語が頭にこびりついていたのでしょうか、
“I’m fine thank you. And you?”とまさに当時の教科書どおりの回答を
棒読みで言ったのです。

その時、その外国人は驚いたようにひとこと。
“What?”(何?)。

私が聞いていた限りでは、発音が悪かったから聞き取れなかったのではありません。
おそらく、この外国人がシチュエーションを理解できなかったのだと思います。
もしくは、混乱してしまったのでしょう。

どういうことかと言いますと、

“I’m fine thank you”と返した時、緊張のあまりか、友人の表情が非常に硬く、
むしろ、少し怒っているようなテンションだったため、
「元気ですよ。どうもありがとう、で、あなたはどうなの?」
という喧嘩腰なニュアンスを相手が感じてしまったのでしょう。

せっかく、How are you?と好意をもって話しかけたのに、
初対面の人に、「元気だけど、だから? で、おまえはどうなの?」と言われたのですから、
「何か悪いこと言った?」という気持ちで“What?”と言わざるを得なかったのではないでしょうか。

通常、こんなことはそうは起こりません。
でも、言葉とはイントネーションで全く意味が変わるのです。

つまり、同じ表現でも、全く正反対のことを
イントネーションの違いで相手に伝えることができるということでもあります。

教科書で習った表現が、まさか思ったように通じない。
それが言葉なのです。

“How are you?”は簡単な挨拶ですが、会話の始まる非常に重要な表現です。
その答え方ひとつで、その後の会話の流れがまるで変ってくるのです。

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答え方は様々!

“How are you?”に対して、どのような答え方があるのでしょうか?

基本的な答え方ですが、上から下にかけて調子の度合いが下がっていきます。

I’m awesome.   気分は最高潮だね!
I’m good(great.)  元気だよ!(すごく調子がいいよ!)
Not bad.       まあまあかな。
I’m okay.      まあまあ。 けど元気だよ。
Same as usual.   いつも通りだね。
Not so good.              あまりよくないね。
I’m dying                    最悪!

他にも答え方は沢山ありますが、
実際の会話で「答える」とき、慣れないうちは長い表現を避けて、
上記のような短い返し方で対応していましょう

その理由は、ネイティブも基本的にはこのような短い言葉で返答するからです。
また、最近の学問では、人間の脳の記憶は4±1といわれており、
短くシンプルな言葉を覚える方が定着率が高くなるからです。

ちなみに、返答の表現は最低でも3つ覚えて使えるようにしてください
ポイントとしては、調子が「良い」、「普通」、「良くない」の3とおりの状況で返答が必要です。

例えば“I’m great”、“Same as usual”、”Not so good”の3種類、
これだけ覚えているだけでもその後の会話のつながりが大分変ります。

(会話例)
How are you today?(今日の調子はどう?)
————-Not So good.  (あんま良くないんだよ)
What happened?(何かあったの?)
————-I injured my knee yesterday (昨日膝怪我しちゃったんだよね)

このように会話が続いたりします。
もし、“I’m fine.”だと、そこで、会話が終わってしまうかもしれませんよね。

このようにいくつかのフレーズを覚えておくと、その後の会話の引き出しが増え、
相手とコミュニケーションを積極的にとれることが出来るようになります。

“まあまあ” はニュアンスによって異なる

日本人は、“まあまあ”といいたいときによく使うのが、“So so”です
意味的には間違ってはいません。
しかしこのSo so という言葉にはネガティブなニュアンスが含まれています。

実はあなたが<期待していたよりも良くなかった>という“まあまあ”で、
この“So so”はよく使われます。

例えば、評判の良いレストランに期待して行ったにもかかわらず、
実際の味はまあまあだったというような時に使います。
つまり、少しネガティブな感情表現ですね。

では、異なるニュアンスをもつ「まあまあ」はどういうものがあるのでしょうか。

●調子がいいとき
“It’s OK.”  まあまあ、うまくいっているかな。
“Not bad”  まあ、悪くないよ。 いい感じかな。

●あまり調子が良くないとき
“Not good.” 良くないね。
“I can’t complain.” まずまずだなあ~。

●好転を期待しているとき
“Nothing much” 変わりないね。
“Nothing special.”  まあ、いつも通りかな。

良いことと悪いことが混ざっているとき

日本語の会話でよくあり得ることですが、<良いことも悪いこともあった>
というように時には、“but”を入れて、異なることを付け足します。

例えば、
I’m good, but I had sad things as well. (元気だよ、だけど悲しいこともあってね)

このように答えると、相手も「どうしたの?」とか「そうなの?」と、
あとで表現した方を中心に、会話を続けてくれます。

こうした会話の引き出しを増やすことで、
外国人とのコミュニケーションは一段と楽しくなっていくことでしょう。

How are you?を自分から言ってみよう

How are you? に対して、何通りかの返答の仕方を覚えたら、
こんどは、あなたの方から、How are you?と言ってみると良いでしょう。

そうすることで、相手の返答から学ぶこともできるのです。

もし、相手が“Terrible.”と答えてきたらあなたはどう会話を続けますか。
“何かあったの?” “どうしてterribleなの?”と聞くのではないでしょうか。
こうした体験と学習があなたのコミュニケーションの幅をどんどん広げていくのです。

英語で挨拶する場合、“How are you?”はとても大切な表現です。
そして、深く掘れば掘るほど、ここから学べることは多いのです。

是非、その点をを念頭にいれて、外国人と挨拶してみてください。

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