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英会話の基礎

英語での自然な会話の仕方とは?

普段、日本語で会話をしているときは自然なやり取りを
続けることができますが、英語になると急に黙り込んでしまったり、
なんだかぎくしゃくした会話になってしまったりするという人は
多いのではないでしょうか。

これは英語能力試験などのスコアが高い人でも、
特に英語圏での留学や生活経験のない人であればよくあることです。

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英語で会話をする際、どのようなことに気を付ければ
自然なやり取りができるのかについて、今回はご紹介したいと思います。

Turn-takingのスキル

Turn-takingとは会話をする際に誰が会話の中心となって話すのかを
会話に参加している人たちで交替していくことです。

誰かがずっと一方的に話して、他の人たちはひたすら聞いている、
そして話している人のネタがつきたらその場がシーンとしてしまう
・・・というのは自然な会話ではありませんね。
(でも英語授業などではよくある光景です。)

実際の自然な会話では、誰かが話している間にも、
他の人が何らかの発言をしたり、話題が移ってメインで話す人が
変わったりしていくものです。

これを英語でも自然に行うには・・・

1.メインで話すのを交替してほしいタイミングに気づく。
2.発言したいという合図を出す。
3.自分が話す番には、話し出した内容について話を続ける。
4.他の人が発言したいという合図に気づく。
5.メインで話すのを譲る。
6.話を聞いているという合図をする。

これが授業中や会議中であれば手を挙げて発言権をもらうこともありますが、
普通の会話で手を挙げることはありませんね。

会話の中で使う表現でこれらの意図を表します。

例えば・・・

・That reminds me… 「それで思い出したのだけど・・・」
(同じトピックで私が会話を続けますよ、という合図)

・By the way…「ところで・・・」
(トピックを変えますよ、という合図)

・Well, anyway … 「まあ、とにかく・・・」
(前のトピックに戻りますよ、という合図)

・Yes, but…「そうだね、でも・・・」
(少し違う意見である、という合図)

・Well…「まあ・・・」
(それに関して話がしたいという合図)

・um…「うーん」
(これから話を始めますよという合図、または、
少し考えるための時間稼ぎ。)

・uh-huh 「ええ」「はい」などの相槌
(話を聞いていますよ、という合図)

・Really? 「本当に?」
(話を聞いていますよ、そして驚いていますよ、
興味を持っていますよ、という合図)

・No! 「まさか!」
(話を着ていますよ、そして信じられないような話に
驚いていますよ、という合図)

これらの合図を使いながら、話の中に参加したり、
メインで話すのを譲ったり、譲られたりします。

相槌についてはついつい日本語の相槌「はい」の影響で
Yesと言ってしまいがちですが、本当に Yes「はいそうです」という
必要のある時以外は誤解を避けるために別の表現をする方がいいですね。

 

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非言語的な合図に気づく

さて、ここまで言語(言葉)を使ったさまざまなニュアンスの
込められた合図を見てきましたが、ここからは英語圏で育った
ネイティブスピーカーであれば気づく非言語的な合図
(言葉を使わない合図)についてご紹介します。

・スッと息を吸い込み、肩を軽く上げる。
(話したいことがある、という合図)

・話をしている人に対して前のめり気味になる。
(興味を持って真剣に聞いていますよ、という合図。
特に就職の面接などでは重要なジェスチャーですね。)

・メインで話している人以外が目を合わせて
    話している人に気づかれないくらいに軽く手を開く。
(聞いている話の内容について「これどう思う?」という合図。)

・メインで話している人以外が目を合わせて
    話している人に気づかれないくらいに肩を軽く上げる。
(聞いている話の内容について「自分は同意できない」
「いまいちだと思う」「どうだか分からない」などの合図。)

・メインで話をしている人以外が目を合わせて、目を軽く見開く。
(聞いている内容について「これどう思う?」「これはだめだと思う」
「関わらない方がいいと思う」などの合図。)

・大きく息を鼻から出しながら「フーン」とため息のような音を出す。
(この話はこれくらいにしたい、という合図。)

最後に、言語的なものと非言語的なものが合わさった合図として

・息を吐きながらため息のようにYeah…
(今日はこれくらいにしておこう、話をするのは終わりにしよう、
という合図。)

人によって非言語的な合図の仕方が微妙に違うこともありますが、
このような合図があるということを知っているだけでも、
会話中に観察していると様々な合図が送られているということに気づきます。

特に最後の Yeah…に関しては、「今日はこれくらいにしておこう」
というニュアンスを読み取れずに新しい話などを始めてしまうと、
他の人たちがどうやって話を止めようかなと考える・・・
というような少し気まずい状況に陥ります。

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実際に英語で会話をする際は緊張してしまうこともあるので、
どのような合図が出されているのかなかなか読み取れないこともあります。
日頃から、海外の映画やドラマなどを見る際に少し気を付けて観察し、
会話中にどのような表現を使ってturn-takingをしているのか、
また言語以外のやり取りが行われているかを見てみるといいですね。
(参考:how to teach speaking / Scott Thornbury 著)

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